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・エンディング設定メモ

・シナリオメモ



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ふくしゅうドリルについて

||| Info

選択式追跡鬼ごっこホラーノベル
「ふくしゅうドリル」の情報ページですでした。投げました。



||| Game

種類 : 選択式ホラーノベル
ツール : 吉里吉里

内容 : 15歳以上推奨
ED数 : 20ぐらい予定
立ち絵 : なし
スチル : なし
総プレイ時間 : 〜3時間


※気合を入れた暴力・狂気・猟奇・イジメ・殺人・自殺表現があります。
※真の意味でのハッピーエンドはありません。鬱展開ばかりです。
※本作品をご覧になり、気分を害されても責任は負えませんので、
 各自の心意気と覚悟にお任せしております。

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||| Story



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||| Memo

13/03/03
・設定を発掘したので投下。
・随時シナリオ(書き途中)などもぼちぼち。

09/03/16
・別作品に設定を反映するため凍結。

08/11/04
・リヒトの顔グラは決定。
・シナリオはほぼ一本道で選択肢で振り分けられる感じで。

08/10/15
・年内にだいたいのフラグ関係とEDの割り振り。

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||| Character















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投げ設定・投げシナリオ

||| キャラ設定メモ

主人公「○○○」
 名前入力、デフォルトは「シンジ」
 ・リヒト、マツリ、シオリとよく一緒にいるが4人が揃うことはない。→○○○が主人格。
 ・都合の悪いことは全て女人格であるシオリの体験としているので、
  イジメのこともあまりよく覚えていない。(他人の経験として「見て」いる感覚)

 ・○○○
 男。人と話すのが苦手で、タカシ、キミオに茶化されてマキやチサの前で辱めを受けたとか、
 そういうエピソードで男性嫌いかつ女性嫌いという設定。

 ・リヒト
 男らしい行動派の別人格。○○○の苦しみを怒る役。ドリルを作った。
 マツリが○○○の良心やストッパーであれば、リヒトは全くの逆。なので仲が悪い。

 ・マツリ
 温厚で慎重、知性派の別人格。○○○をなだめ、悲しむ役。
 他人格の存在も認識している。

 ・シオリ
 イジメにより生まれた一番最初の別人格。女人格。
 弱者である己を認めたくないので、気弱で可憐で儚くて、美人だという妄想込み。いい子ちゃん。
 金魚ちゃん、のあだ名はシオリにつけられたのではなく○○○につけられていたあだ名。

 人格形成の順番は→シオリ→リヒト→マツリ。
 ゲームは3人の誰かと行動を共にする○○○の視点で動く。



 最初から誰もいない、つまり、おりしも、ひとり。

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||| エンディングメモ

クリア条件
 ・4人(タカシ、キミオ、チサ、マキ)を殺さないと先に進めない → エンディングまでに生かしておくと復讐される
 ・見逃したり、許すと即バッドエンド。倒すしかない。
 ・戦闘で負けバッドエンドもある。

エンディング一覧
 ・別人格と和解して自殺ハッピーエンド
 ・マツリに殺されor殺し(自殺)でハッピーエンド
 ・4人全員殺して発狂ハッピーエンド

 ・玄関から逃げて死亡
 ・屋上から落ちて死亡
 ・タカシ、キミオ、チサ、マキの復讐バッドエンド
 ・タカシ、キミオ、チサ、マキ戦闘負けバッドエンド

 鬼ごっこ中はシルエットのみ。現実(別人格と和解エンド)でキャラ顔が出てくる。
 

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||| シナリオメモ


 彼が死んでしまった
 私は何もできなかった

 あいつが死んだ
 俺は彼女が泣く姿を見ていた

 彼が死に、彼女が泣いた
 それを見る彼に、僕はわらう

 そこでみているお前は誰だ





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「もしもーし、チサでぇーす。元気してた?」

「…………。………………。

 …………。………………。

 …………。………………。

 …………。………………。

 …………。………………。

 …………。………………うん」

「こないだの同窓会、楽しかったねえ」

「…………同窓会?」

「やっだぁ、忘れたの?スペシャルゲストさん、途中で帰ったくせに」

(なんで帰ったんだろう、忘れてしまった)

「それでね、今日は連絡網なんだけれど。今度校舎が取り壊されるって話でたじゃない、
 だから最後の卒業生として見送ろうっていう会を開こうと思っててえ」

「………うん」

「いつものメンバー揃うから、○○○も来なよ。楽しいよお、廃校探検。
 いつもっていっても5人だけしか生徒いないからこのザマなんだけどさ」

「……………」

「聞いてんの?聞いてんのかって言ってんの、ほんっと鈍い奴。
 誘われてるだけでも感謝しろっての。来るの来ないの」

「行くよ」

「えへへ、そーぉー?じゃあ楽しみにしてるからあ」





「逃げんなよ」





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よしゅうドリル「ブログ形式にして作るはずだったネタ」


○月○日。

高校時代のクラスメイトからメールをもらった。
アドレスは教えていなかったのに、どこから流れてしまったんだろう。
あまり関わりたくないメンバーだ。

今日は眠気が酷い、早めに寝てしまおう。

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○月○日。

しばらく前に廃校になった母校がついに取り壊されるそうだ。
生徒数は全学年合わせても30に満たない小さな田舎の学校、いずれはそうなる運命であろうが、
やはり少し寂しいものだ。

今日は体調は悪くない。もうすぐ同窓会だ、それまでにしっかりしなければ。

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○月○日。

明日は同窓会だ。
学生時代にいい思い出はないが、もう充分に大人なのだから、
きっと大丈夫。

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○月○日。

体調が悪い。眠る。

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○月○日。

どうしてこんな目にあうのだろう。
どうしてこんなことになっていたのだろう。
あいつらを全員こらしめたい。
こらしめて、こらしめて、二度とわたしに関われないように。

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○月○日。

 新しいともだちができました。
 彼は、塞ぎがちな私を、優しい言葉で勇気づけてくれます。
 いつもいつも、味方でいてくれます。強くて優しい彼が、好きです。

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○月○日。

自分が自分でなくなればいいと思う。
別のものに生まれ変わりたい。強く思う。
無理だとわかっている。

今日も体調が悪い、早めに眠る。

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○月○日。

 もうひとり、新しいともだちができました。
 でも少し困っています。乱暴で、口が悪くて、すぐ怒ります。
 でも、私のために口うるさいのだと彼が言っていました、そう思うと少し嬉しいような迷惑なような……
 ごめんなさい、うまく伝えられない。でも感謝しています。

 なんでも正直に、まっすぐな彼が羨ましい。

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○月○日。

気になることがあった。
とある掲示板で、

「お前は誰だ」と鏡に向かって自分へ発すると気が狂うそうだ。
三面鏡だとなお早いらしい。自分が自分でなくなる感覚が襲うと書いてある。

三面鏡…、祖母が使っていたものがある。
面白半分でやってみたが、特に変わったことはなかった。
自分の顔を見続けるほうが気が引ける。

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○月○日。

今日も特に変化はない。
指差しながら誰だと呟くこの姿は、すでに狂っているように見られてしまうのだろう。

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○月○日。

 ふたりはあまり仲がよくないみたい。
 彼はいつも笑っていて、大声をあげている背中をなだめている。まるで兄弟みたい。

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○月○日。

体調がすぐれない。
少しだけ違和感があったが、思い過ごしだろう。

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○月○日。

鏡の自分が少しだけテンポが遅れているような感覚。これか。
この思い込みがなんとなしに不気味さを感じるのではないだろうか。
何度も同じことを繰り返していると、なんといっただろう、
ゲシュタルト崩壊だとかいうものになるというか。

最近思考や文章が定まらない、寝よう。

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○月○日。

 どうしてリヒトはマツリを困らせることばかりするの。

 私はマツリが好き。
 でもリヒトを嫌っているわけではない。
 彼には彼の、きっと理由があっていつも怒っている。
 もっと仲良くできたらいいのに。

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○月○日。

自分とは何であるかを考えることが多くなった。
誰が自分を証明してくれるのだろうか。
わたしがわたしだと、○○○であるのだと他の人間が言えばそうだ、と思えるだろう。
だが、その他からみたわたしがいなければ?わたしはわたしを証明できるのだろうか?
名前をつけられたから○○○という形を保っていられるだけであって、
わたしは

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○月○日。

おまえはだれだ


おまえはだれだ
おまえはだれだ
おまえはだれだ
おまえはだれだ
おまえはだれだ
おまえはだれだ
おまえはだれだ
おまえはだれだ

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○月○日。

 どうしよう。
 リヒトが怒っている。

 酷く、怒っている。
 私がみんなに笑われるのは私が悪いからなのに。

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○月○日。

 私たちの母校が取り壊されることになりました。
 そこで、みんなを集めてお別れ会をしようとリヒトが準備をしているそうです。

 いい思い出はあまりないけれど、なくなるのは寂しいな。
 マツリは来てくれるのかな。
 最近、私とはあまり話してくれない。

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○月○日。

     俺にとってはずいぶん大きな買い物をした。
     ネットでの評価を見る限りではこれが持ちやすて耐久性もあるそうだ。
     実際に使ってみたが、悪くない。使わなくなったコンクリ塀を持ち出して、何度か試した。
     音はうるさいが、ご近所といってもここはほとんど人がいない、好都合だ。

     俺はシオリやマツリとは違う、あいつらを許さない。

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○月○日。

  もうすぐ○○○が起きてくるころだ、僕はしばらく眠りにつく。
  今日はお別れ会、リヒトがかきまわすことだろう。
  ○○○が止めてくれればよいけれど、彼は悪い意味でリヒトに憧れているから難しいだろうな。


  僕の日記はここで終わり。





  今までありがとう、さよなら。




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